働き盛りの女性が無理なく働き出せる社会を
2019年01月04日ブログ
新年明けましておめでとうございます!
皆様には、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。
2019年はこのブログを始め、いろいろなルートでスタイルシフト からの発信を増やしていきたいと思います。
さて、2019年。中途採用市場における人材不足はまだまだ続きそうですね。
リクルートキャリアが発表した、中途採用を実施している人事担当者を対象とした「2019年度中途採用の計画」についての調査結果によると、33.4%の企業が中途採用人数を増やすと回答。73.4%の企業が、中途採用の成功に向けた新たな人事施策(テレワークなど働き方の柔軟性向上など)を検討していると回答しています。
(「2019年度中途採用の計画」についての調査結果)
しかし。総務省が昨年末(12月28日)に発表した2018年11月分の労働力調査によると、女性の就業者数は2967万人で前月より24万人減少しました。25〜34歳では11万人減と、他の年代に比べて特に減少幅が大きくなっています。
とはいえこれは5カ月ぶりの減少で、長期的に見ると女性の就業者数は増加傾向であり、対前年同月比で見ると、女性全体では82万人増えています。ただ対前年同月比でも少し気になるのが、25〜34歳で10万人、35〜44歳で7万人減っていること。これは15〜24歳で31万人、65歳以上で34万人増加しているのと対象的です。
「いつでも、いつからでも働くことのできる社会」を目指すスタイルシフト としては、やはり働き盛りの年代で女性の就業者数に減少がみられるのはなんとも残念。
2017年に改正育児・介護休業法が施行されて、育児休暇の最長2歳までの再延長が認められるなど政府の両立支援策は着実に進んでいるものの、育休後の預け先が見つかりにくいなど、とりわけ首都圏で待機児童の解消がなかなか進まない実態もあリます。
しっかり育休を取ったり、一旦離職して子育てに専念しても、子どもの成長とともに徐々に無理なく働き出すことができれば、働き盛りの女性たちの労働力がもっと発揮されるようになるかもしれません。
スタイルシフトは、2019年も、子育てや介護など様々な理由で仕事から離れたりペースダウンした人たちが、それぞれのペースで働き出すことを応援していきます。