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待ち遠しい「コロナ後」

2020年06月05日ブログ

かなり久しぶりの投稿となってしまいました。


突然の全国一斉休校に驚き、働き方に工夫が必要になった3月、緊急事態宣言が発令されて外出も控える巣ごもり生活が基本となった4月、いよいよ経済的に逼迫した情勢の中政府の対応の遅さに苛立ちが募る5月、そして宣言解除で恐る恐る前を向き始めた6月。
家の中の「密」状態から解放されたいと切に願っていた人は多いと思いますが、まだ完全に感染が終息したわけでもワクチンが開発されたわけでもない中、子どもや老人などケアが必要な家族を抱えている人にとっては、解放感に浸るのはまだまだ先といったところでしょう。


とはいえ内閣府による5月の消費動向調査では「消費者態度指数(二人以上の世帯、季節調整値)」(消費者の暮らし向きに関する考え方の変化を表すもの)が5カ月ぶりに前月を上回り、消費者マインドの基調判断は、「急速に悪化している」から「依然として極めて厳しいものの、下げ止まりの動きがみられる」に上方修正されたとのことで、回復への期待が感じられます。


そして一口に家計消費と言っても、巣ごもり消費やデジタル消費が増える一方、外食や旅行、ファッションといった外出型の消費は大幅に減るといったように、明暗が分かれているのが今回のコロナ禍による影響の特徴でしょう。


日頃お世話になっている業界も、衛生医療系は引き合いがむしろ大きく、逆に観光やイベント系は低調となっている等、業界の明暗もハッキリと分かれているようです。


リーマンなど過去の金融危機と違い、今回の経済悪化は人為的に経済活動を停止させた結果、生まれたもの。 もしワクチンが開発されれば、経済活動の正常化が進み回復も早いのでは、と期待したいところです。